党と後援会「新年の集い」たけだ参議勝利へ決意
日本共産党富山県委員会と富山県日本共産党後援会は1月23日、参院選勝利で党創立100周年を迎えようと、たけだ良介参院議員(比例代表候補)を迎え、富山市内で新年のつどいを開きました。県内各地から200人が参加。記念講演を行った山本豊彦しんぶん赤旗日曜版編集長の話に聞き入り、「赤旗」と党の役割に確信を深め、参院選をたたかう決意を新たにしました。
先の総選挙で候補者として奮闘した藤野保史前衆院議員がビデオメッセージを寄せ、青山了介、坂本ひろしの両選挙区候補が支援への感謝と、引き続き政治を変えるために奮闘する決意を述べました。中山洋一富山県労働組合総連合議長、川淵映子オールとやま県民連合共同代表が連帯のあいさつ。衆議員選挙・3区で坂本氏への支援を行った社会民主党県連の島村進代表から、連帯と今後の共同への決意を述べるメッセージが寄せられました。
たけだ参議は、労働法制の改悪や社会保障費の連続削減、大企業・富裕層への減税と一体の消費税連続増税など、自公政治がすすめてきた新自由主義的な政策を告発。自公政治のもとで作られてきた貧困・格差を是正し、正社員が当たり前の社会、時給1500円以上の最低賃金の引上げなど、日本共産党の政策こそがその解決策だと強調。大企業にはっきり物を言う共産党が前進してこそ実現できると強調しました。岸田政権が「敵基地攻撃能力」の保有、改憲に踏み出そうとしている危険性を指摘。「政治家の仕事は戦争を起こさない外交努力だ」と力を込め、夏の参院選で再び国会に送ってほしいと決意を述べました。
つどいの冒頭には、朝日町在住のシンガー英樹さんが演奏を行い、歌声を披露しました。
読んでもらえば必ず共感赤旗の魅力と役割語る
つどいの記念講演に立った山本豊彦しんぶん赤旗日曜版編集長は、「メディアが大注目の『赤旗』の魅力と広がる読者拡大の可能性」と題して講演。「桜を見る会」問題でのJCJ(日本ジャーナリズム)大賞、菅首相による学術会議任命拒否問題でのJCJ賞の連続受賞以降、メディアから注目が集まっていると紹介。新聞や週刊誌など紙媒体のメディアにとどまらず、テレビや映画でも「赤旗」が取り上げられ、政党機関紙としての枠を超えて、国民的なメディアとして社会的な注目を浴びていると語りました。
2015年に市民と野党の共闘に踏み出してから、他の野党議員や共闘関係者が何度も紙面に登場したことも紹介。先の総選挙で大きなテーマとなった、気候危機やジェンダー平等に関わる人たち、とりわけ若い世代が紙面に登場するようになったことも特徴だと強調し、市民と野党の共闘を進める共同の機関紙になっていると語りました。
山本編集長は、「赤旗」は国民の苦難に寄り添い、役に立つ紙面、文化・芸術を大切にする姿勢を貫いてきたと強調。この紙面を読んでもらえれば、必ず購読に結びつく紙面だと訴え、「赤旗」購読を広げるための協力を呼びかけました。
参加者からは、「『赤旗』100万部の力と希望というものがよくわかった。その『赤旗』をきちっと配達・集金していることで編集部と相互作用している。それが反共攻撃を乗り越える力になっている。すばらしい週刊誌だと思った」「日曜版って素晴らしい新聞だと思った。すすめやすくなった」などの感想が出されました。