日本共産党氷見市委員会と同小矢部市委員会は20日、それぞれの市内で、参院選に向けて「日本共産党に何でも聞いてみよう」とつどいを開催しました。日本共産党の藤野保史前衆院議員と坂本ひろし参院選挙区予定候補が参加。藤野氏は日本共産党が発行した「はてな」リーフも活用して、党の姿を紹介。ロシアのウクライナ侵略や、くらしの問題、安保・自衛隊、原発と核兵器、天皇の制度、旧ソ連・中国の覇権主義とのたたかい、米価暴落・農業問題、地域の人口減少など、多岐にわたる問題で参加者と語り合い、意見や質問に答えました。
藤野氏は大学生の時、崩壊したソ連に行きソ連の若者とこれからの世界がどうなる、民主主義がどうなるかを真剣に話あった体験を紹介し、今こそ国際世論でロシアの暴挙を止め、プーチン政権を追い詰めていこうと訴えました。そして日本共産党が100年前に生まれた時から侵略戦争反対でたたかったことを紹介。旧ソ連から日本の党を分裂・破壊する干渉を受けたが、ソ連の横暴と正面からたたかって誤りを認めさせた日本共産党の姿を語りました。
坂本氏は「今回の国連でのロシア非難決議ほど多数の国々が賛同したことはない。この連帯を広げプーチンを追い詰めよう。ロシアの侵略に乗じて、日本も核兵器を持つべきだと安倍元首相や維新の会が公然と言っている。核でたたけ、力対力では一番危険な道に踏み込むことになる」と力を込めました。
両会場とも参加者から活発に質問や意見がだされ「共産党は天皇の制度を廃止しようとしている」という疑問に対しても、藤野氏は「憲法で天皇のやる仕事を明確にしている。共産党は現在も将来も憲法を厳格に守る」と述べました。
氷見では穴倉陽子市議、小矢部では砂田喜昭市議が、議会でロシア糾弾決議をあげたことなどについて報告。つどい後に、街頭宣伝にも取り組みました。