日本共産党富山地区委員会は4月24日、藤野保史前衆院議員・党中央政策委員会副責任者を講師に、目前に迫った参院選にむけた学習決起集会(地区党学校)を開催。党県委員会がオンラインで全県に配信しました。
藤野氏は、2020年の第28回党大会で一部改訂された「綱領」について講演。米騒動や横浜事件など、富山県ゆかりの問題などにも触れながら、先の総選挙で強まった反共攻撃や、新しい政党配置状況などの中で党綱領を身につけて参院選に挑もうと呼びかけました。とりわけ、2月以降のロシアによるウクライナ侵略を受けて、「ロシアも共産党も同じ」という偏見や、「憲法9条は役に立たない」などの宣伝が行われる中で、これらのテーマこそ党の歴史と政策を光らせると強調。これらの党への攻撃は、党の政権参加が現実味を帯びてきたからこそだと指摘。今こそ攻勢的な活動に打って出ようと呼びかけました。
約3時間にわたる講義を受けた参加者からは、「対話にも使えるのでしっかり頭に入れていきたい」「党の歴史、果たしてきた役割、求められている役割なども理解できたように思う」「もっと綱領を深めたいと思った」などの感想が寄せられました。