富山市水橋9条の会は、毎年憲法記念日の5月3日に、「戦争は絶対にイヤ!」の思いを込めて地域のお寺の協力で鐘つきを行ってきました。今年も水橋平和の鐘つきは3日、水橋沖の信教寺の鐘を借りて行われました。同会は、2010年に玉永寺で鐘つきを実施以来、コロナで実施を見送った2020年を除き、毎年お寺を変えて続け、今年で12回目。
水橋・三郷の九条の会のメンバーら10数人が参加し、寺西高子会長(医師)が「ウクライナの惨状を聞くたび、見るたびに胸が痛む。それに乗じて日本でも9条を変えよう、軍拡を進めようという人がいるが力対力では危険がエスカレートするだけ。ほとんどの人が戦争はイヤだと思っている。平和への思いを込めて力一杯鐘をつこう」とあいさつ。野崎章英信教寺住職も「憲法で戦争を2度としないと誓って77年。日本や世界の平和を願っている」とあいさつしました。
その後、参加者一人ひとりが「命の尊さを毎日考えさせられる。憲法9条を守っていかねばならない」「9条壊すな、今こそ9条を世界に広げよう」など、それぞれが思っている「憲法・平和のメッセージ」を大声で述べ、力一杯鐘をつきました。