朝日町議選・荒尾氏猛奮闘も3期目の議席届かず次点
〈小矢部市議選〉
7日投開票された小矢部市議選(定数16)で日本共産党の新人・上田由美子さんが1101票を獲得して第2位で当選(3位と同数票)し、現有議席を確保しました。
選挙事務所となっている道明公民館には早くから支持者や党員が駆け付け、開票を見守りました。第1回目の発表で上位に並び、上田氏が家族らと一緒に事務所に入ると、歓声と拍手に包まれました。小矢部市教育長が「当選御礼」をもって当選報告にくると会場の雰囲気は最高潮。女性後援会と党小矢部東部支部から花束が贈呈されました。
上田氏は、「最後の最後まで走り切ろうと決意して走ってきた。いい結果をみなさんと作れてうれしい。選挙で公約したことの実現でみなさんと一緒に頑張る」とあいさつ。選対本部長として奮闘し、新人の上田さんにバトンタッチを果たした砂田喜昭氏は「嬉しい結果がでてほっとしている。学校統廃合や国保税均等割免除など市民の期待に応えて頑張ってほしい」とあいさつしました。
〈朝日町議選〉
同じ7日投開票の朝日町議選で、3期目に挑戦した荒尾勇二氏(66)は373票(得票率5.43%)を得ましたが、26票差で次点。朝日町は新たに空白となりました。得票は、前回から113票減らし、7月の参院選比例票の139%。
選挙戦で荒尾氏は、新型コロナの感染再拡大が広がる中、「コロナから命・くらし守る町政へ」と訴え。あさひ総合病院の統廃合計画への反対を掲げ、①赤ちゃんと子どもの声が聞こえる町づくり ②健康で長生きを喜び合える町づくり ③地場産業と経済が発展する町づくりを提案しました。
定数を2名オーバーの選挙戦では、荒尾氏の地元周辺からも相次いで立候補。「荒尾さんは実績も人気もあるから大丈夫」などの宣伝もされる中、議席死守への猛奮闘が行われましたが、議席を守り切れませんでした。
荒尾氏は投票日翌日の8日、街頭に立って選挙結果の報告。引き続き公約実現のために全力をあげる決意を述べました。