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「弔意」の押し付けやめよ 新婦人が教委に申し入れ

カテゴリー: 県内団体の催し

 新日本婦人の会富山県本部は8月31日、荻布佳子富山県教育長に対して「安倍元首相への弔意表明の強制をおこなわないでください」とする申し入れをしました。

 新婦人からは、広瀬妙子会長ら6人が教育長室を訪問。荻布教育長に申し入れを行い、意見交換をしました。日本共産党のひづめ弘子県議も参加。

 広瀬会長は「安倍元首相の『国葬』は、国民的合意もなく、法的根拠もあいまい。全額国費で『国葬』を行い、評価の分かれる安倍政治を美化し、故人への賛美を国民に強要するようなことがあってはならない」「『国葬』にあたって学校を含む官公署に弔旗掲揚等が強制されると子どもや教職員に弔意を押し付けることになり、思想信条の自由に抵触し、個人の内心を統制することになる」と訴えました。申し入れ書では、▷学校、教職員に対し弔意の表明を強制しない ▷各区市町村教育委員会に対して同様の通知を発出しない―ことを求めました。

 荻布教育長は「申し入れの趣旨はよくわかった。適切に対応していきたい」と答えました。

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