[黒部市議選] 議席必ず長谷川氏に武田前参議も応援に
10月9日告示の黒部市議選を目前にした9月25日、武田良介前参院議員が応援に入り、長谷川けいじ市議予定候補と一緒に、スーパー前など4カ所で市議選の必勝を訴えました。
司会を務めた橋本文一市議は、「今度、長谷川けいじさんにバトンを引き継ぐことにした。住民の声をまっすぐ届け、当局や企業にはっきりものを言う共産党の議員がどうしても必要だ」と支援を訴えました。
長谷川予定候補は、コロナ禍に加え、物価高騰で暮らしが緊急事態になっているなかで中小業者の営業と暮らしを守って奮闘してきた自らの体験を紹介。「経済的に困っている人や立場の弱い人を誰も置き去りにしない黒部市にしていくためにがんばる」と決意を表明。住民生活にかける予算は近隣市と比べても著しく低くなっていると指摘。大型事業ばかりでなく暮らしを大切にする市政に切り替えるべきだとして、▷学校、保育所給食費の無償化 ▷国保税・子どもの均等割りをなくす ▷住宅リフォーム助成制度の復活 ▷飼料や肥料代、燃油助成などを提案。議会に押し上げてほしいと訴えました。
応援に駆け付けた武田氏は、「市議選は統一協会と政治家の癒着が大問題になっているなかでたたかわれる」と述べ、9月27日の安倍「国葬」は法のもとの平等や思想の自由にかかわる憲法違反だと批判。統一協会との癒着の中心にいた安倍氏の罪状をあいまいにできないと強調しました。武田氏は、「黒部市議会には、統一協会と正面から戦ってきた共産党の議席がどうしても必要」と話し、長谷川氏への支持を訴えました。
[舟橋村議選] 村民の声が届く村政再び 田村氏が空白克服へ奮闘
10年以上前から、役場内でのパワーハラスメントが放置されてきた舟橋村の村議会議員選挙(定数7)が18日告示、23日投開票でたたかわれます。パワハラ問題での責任を問われる形で、議会で古越邦男村長に対する不信任決議が採決されたことへの対抗措置として、村長が議会を解散したことを受けてのもの。
日本共産党の田村かおる元村議が、4年前に失って空白となった議席の回復を目指します。
8年前、他市から移住して空白克服選挙に挑んだ田村氏は、「住民の声が届く議会を」と訴え、無競争で初当選。議員として、アンケートなどにも取り組みながら、「住民に開かれた議会」をめざして、議会のインターネット中継などを実現してきました。
4年前には定数が1減。「自民党王国の威信にかけて共産党に議席は渡せない」と、反共シフトが引かれる中、田村氏が猛奮闘。17年参院選の1.75倍となる110票を獲得しましたが、次点となりました。
その後の4年間は、議員が全員自民党系。「議会に共産党がいないとダメ」などの声も広がる中、村民が主人公の議会に向け全力で奮闘しています。
党舟橋村支部と党富山地区委員会は9月15日に村長に申し入れ。パワハラの実態検証を進めることとあわせて、役場内での研修をすすめるなど、再発防止に務めることなどを求めています。