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宗教右派と自民党の関係は レッドアクションが講演会

カテゴリー: 県内団体の催し

 富山大学非常勤講師の斉藤正美氏の講演会「宗教右派(旧統一教会など)と自民党のジェンダー平等政策」が9日、富山市で開かれました。主催は、女性のレッドアクションとやま実行委員会。オンラインを含め80人が参加しました。

 ジェンダー平等について「日本は国際的な流れから大きく遅れている」と斉藤氏。背景には「性教育バッシング」を進めた安倍晋三氏ら自民党「右派」とともに、家父長的な家族観を政治に反映させようとさまざまな圧力をかける統一協会や日本会議など宗教右派の働きが大きいと話しました。

 斉藤氏は、協会の信者らが地域活動を重視している点を指摘。「世界平和」「郷土愛」など無難なテーマで活動しつつ、そこに同性婚反対などの主張をもぐりこませる手法を確立してきたとして「こうした『草の根活動』がバックラッシュ(逆流)を招いた」と述べました。

 参加者の男性が、南砺市の進める「子どもの権利条例」の策定委員に統一協会関係者が入り込んでいた事例を紹介しました。

 日本共産党の赤星ゆかり富山市議は、9月議会で統一協会系行事への後援を過去にさかのぼり取り消すよう検討すると市に回答させた成果を報告しました。

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