日本共産党の井上哲士参院議員は10月23日、来春の県議選勝利に向け、射水市と高岡市でそれぞれの県議候補と一緒に街頭から訴えました。
井上氏は、物価高騰はアベノミクスによる異常な円安が原因であると岸田内閣の無為無策を厳しく批判。大企業の莫大な内部留保に課税し、賃上げや中小企業支援にあてること、世界99カ国・地域で実施している消費税減税の実現、学校給食の無償化などを訴えました。また統一協会は反社会的集団であり、今すぐ解散命令をだすべきだと強調。政治との癒着をまともに調査しようとしない岸田内閣を厳しく批判しました。
射水市のスーパー前では県議2期目をめざす津本ふみお県議が訴え。県議会で共産党議員が2人になり、県民の切実な願いを前に進めてきたとして、子どもの医療費無料化の対象拡大、県の水道料の引き下げなどを紹介。県民を裏切らず、要求実現で頑張る共産党の議席の大切さを強調しました。「射水で自民が3議席独占を目論んでいるが絶対許してはならない」と力を込めました。
高岡市では高岡選挙区の県議候補、高瀬充子前高岡市議と2カ所で街頭宣伝。高瀬氏は「物価高騰が深刻。年金が下がっているのに高齢者医療費は2倍になり、さらに今、介護保険の大改悪がされようとしている」と岸田政治を批判。消費税の引き下げ、学校給食の無償化、高齢難聴者の補聴器購入への助成などの公約を紹介。命と暮らしを守る県政実現のためがんばると決意を語りました。
高岡市のスーパー前では、買い物帰りの50~60代男性2人が立ち止って演説を聞き、1人は高瀬さんに「前から共産党のいうことに共感していた。新聞を読んでみたいのだがどうすればいいのか」と声をかけ、その場で日曜版を購読。もう一人も「統一協会問題を徹底してやってほしい」と話していました。