10月26日に招集された舟橋村議会臨時会で古越邦男村長に対する不信任案が提出され、全会一致で可決されました。
舟橋村では役場内で長年に渡って職員に対するパワハラ行為が横行し、その対応について古越村長の責任が問われ、9月議会で不信任案が可決。村長は議会を解散し、10月18日に無競争で7人の新議員が誕生したもとで、9月議会に続いて村長の2度目の不信任案が提出されていました。
先の村議選で再び議員に当選した日本共産党の田村馨議員は、村長不信任案に対して賛成討論。4年間議会に共産党の議席があったがパワハラを見抜けなかった反省も述べつつ、前村長や議員・議会の責任、対応の検証と総括・対策も必要と指摘。「共産党のパワハラ根絶申し入れ」に対する古越村長の返答書の内容や言動と態度が消極的で全職員、村民とともにパワハラを根絶していこうという真摯な姿勢がみられないとして不信任案に賛成しました。
不信任の可決により、古越村長は失職し、50日以内に村長選挙が行われることになりました。