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給食費値上げではなく無償に 党富山市議団が申し入れ

カテゴリー: 日本共産党の活動, 党・議員(団)ニュース

 富山市の学校給食費は小学校で年5万3000円、中学校は年6万3000円(2021年度)です。市は22年度当初、年5000円の値上げ。国の「コロナ臨時地方創生交付金」を保護者負担分に充当し、実質的に値上げを回避。しかし23年4月から値上げの検討をしています。

 富山市議会日本共産党の赤星ゆかり、吉田修の両議員は1月11日、富山市役所内で、藤井裕久富山市長、宮口克志教育長に対して、学校給食費の値上げ中止の申し入れを行いました。宮前仁学校保健課長らが応対。

 申し入れでは、①学校給食費の年5000円の値上げを撤回し、給食の質を確保するよう予算計上すること ②政府に対して学校給食費の軽減に使える財政措置を講じるよう働きかけること―を強く求めました。

 懇談で赤星議員らは、「学校給食の無償化は全国271自治体で実施され大きな流れになっている。青森市、千葉県市川市など中核市や一定規模の自治体にも広がっている」と指摘し、富山市の値上げの撤回や無償化を求めました。

 宮前氏らは給食材料費の異常な値上げのなかでやり繰りに苦心していると述べました。

 党富山地区委員会と富山市議団は、藤井市長に対する「学校給食費の無償化を求める要請署名」に取り組んでいます。

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