日本共産党の市田忠義副委員長が2022年4月に中央党学校で行った講演を元に、昨年10月に発刊された「日本共産党の規約と党建設教室」が好評です。この本の内容と魅力について、上田俊彦党県委員長の感想をご紹介します。
いま、市田忠義党副委員長の「日本共産党の規約と党建設教室」を県常任委員会で学習しています。「党建設」論が大事だとは理解していたものの、こんなにも深く、実践と科学に裏付けられたものだと、学ぶたびに新鮮な発見と感動があります。
「党建設の理論と実践は科学的社会主義の学説の要の一つ」との指摘、「党建設の理論を低く見る傾向がないか」との問いかけは、とても衝撃的で、私たちの姿勢を正してくれます。
「発達した資本主義国である日本での党建設は、世界史的に見ても大きな意義をもつ」との指摘は、私たちを励ますとともに、大志とロマンをかきたててくれます。
「強く大きな党づくり」への展望、条件、可能性は、第28回大会第2決議の中にあります。いろいろ困難にぶつかったとき、その該当ページを開けば、解決の導きがあります。私もここにしがみついて頑張る決意を新たにしています。
この書は、「強く大きな党づくり」へ日々苦闘する支部と党員のみなさん、機関役員、議員のみなさんに待たれた文献です。同時に、党員でない方でも、「日本共産党とはどんな政党か」「どうして100年も続いたのか」が分かる興味津々の書でもあります。みなさんにお薦めします。