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「どんな紛争も、絶対に戦争にさせないのが政治の役割」

カテゴリー: 日本共産党の活動

井上哲士参院議員が県労働者のつどいで訴え

 日本共産党富山県委員会は4日、富山県議選での勝利に向け、井上哲士参院議員を招いて「2023年新春労働者のつどい」を富山市サンフォルテで開催、36人が参加しました。

 井上議員は、「暴走する岸田政権を追い込むためにも日本共産党に入って一緒に選挙をたたかってほしい」と切り出し、国会論戦も紹介。岸田内閣が進める敵基地攻撃能力保有と大軍拡は、歴代政権が掲げてきた「専守防衛」の原則をかなぐり捨て、自衛隊が米軍と融合する形で海外の戦争にのりだすものであることを明らかにしました。井上議員はまた、国会論戦のなかで軍拡の中身そのものに踏み込んで追及しているのが共産党だけであることや、マスメディアも全体としてこの危険性を明らかにせず、共産党の質問を無視する報道もあったと強調。世論調査でも軍拡に反対する声が広がり、共産党への期待が広がっていると述べ「政治の仕事はどんな紛争も絶対戦争にしないこと」と力を込めました。井上議員はくらしと経済を立て直す道についても語りました。

 3人の県議候補が挨拶し、富山市第1選挙区のひづめ弘子県議は統一協会との癒着問題で「マスコミ調査で自民党の県議15人が関係があると答えているが自民党は自ら調査しないと言っている。関係を断つことを公認の条件としないと言っている。こうした問題を正面から追及できるのが日本共産党だ」と支持を訴えました。

 射水市選挙区の津本ふみお県議は「県議会に送って頂いてはや4年。全国最低で遅れていた子ども医療費の無料化を前に進めることができた」など数々の要求実現を紹介。「共産党の議席は県民要求を前に進める確実な力だと実感している」と力を込めました。

 高岡市選挙区の高瀬あつこ県議予定候補は、「県議選は3回目。2回目の補欠選挙の時は76票差で涙をのんだ」と言いながら、「物価高騰対策が無為無策の上に大軍拡・大増税では、くらしや平和が大変。共産党県議3人の誕生で岸田内閣に厳しい審判をくだしましょう」と訴えました。

 「質問コーナー」では、下請け中小企業問題、年金や医療の積立金の軍拡への流用、会計年度任用職員問題、「103万円の壁」問題などの質問が出され、井上氏は1つ1つ丁寧に答えていました。

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