「市民が主人公の富山市政をつくる会(市民の会)」は10日、富山市で、そめや明子富山市長候補=無所属新、日本共産党推薦=の事務所開きを行いました。日本共産党から、髙橋渡富山地区委員長があいさつしました。
髙橋氏は、石破政権が大軍拡や社会保障削減を行っていることに触れ、「国のひどい政治の防波堤。それが地方自治体の役割だ」と、市街地再開発や小中学校統廃合を進める市政からの転換を訴えました。
そめや氏は、学童保育について、「『一年生の壁』というものがある。子どもが一年生になると預かってくれる人がいなくなり、仕事をやめて子育てをしなければならない保護者がいる。どこも人手不足な中、子どもの子育て支援は、社会全体の支援になる」と指摘し、「子育て支援をちゃん
としないといけない」と訴えました。
補聴器についてそめや氏は、「駅前で宣伝していたら、補聴器の支援を若い方に頼まれた。補聴器は、認知症の予防になるにも関わらず、保険適用がされない」と話し、「補聴器は、保険適用や補助、合ったものを着けてもらうための健康診断などが必要だ」と、市民との対話も踏まえて訴えました。
