日本民主青年同盟(民青)富山県委員会は21日、市民が主人公の富山市政をつくる会(市民の会)」が擁立するそめや明子富山市長候補=無所属新、日本共産党推薦=を招いて、「政治について語ろう!トークディスカッション」と題したつどいを開きました。そめや氏は、市民のための政策を語り、参加者から市政への要望を聞き取りました。
介護・福祉労働者の待遇について参加者から、「民間の保育所は正規の保育士が少ない」と声が寄せられました。医療・介護の現場で働いてきたそめや氏も、「『ケア労働は家族でもできること、女性が家にいてやることだ』という根強い価値観が、待遇改善を拒んでいる。実際は、介護や福祉はかなり専門性がある」と指摘しました。
参加者は、「富山市は中心部の大型開発にばかりお金をかけている。建てるのも大型開発ができる大企業だし、市内の中小企業は大事にされていない」と指摘。そめや氏も、「タワマンなどは富山市の建設業者には頼まないし、開発した施設には県外からの誘致ばかりしている」と話し、地元の中小企業を重視することの大切さを訴えました。
参加者は、「民青は、青年を対象とした食料支援をしている。最近は留学生がもらいに来ることが多い」「職場で海外出身の方が多く働いている」と、それぞれの経験を話し、外国人の方にも優しい市政への転換をそめや氏に訴えました。
