日本共産党は6日、富山市議選・市長選と砺波市議選(いずれも4月13日告示・20日投票)、7月の参議院選挙勝利に向けた演説会を、富山市と砺波市で行いました。山添拓参議院議員・党政策委員長が駆けつけ、各候補者とともに演説を行いました。
「コンパクトシティ」と称して、中心部に偏ったお金の使い方をしてきた富山市。赤星ゆかり党市議団長は、「市内10箇所の再開発のため、400億の税金投入がされている。ある地域では、再開発に伴って地権者が皆出て行ってしまった。誰のための再開発なのか」と、市民の暮らしに向いた市政への転換を訴えました。
山添氏は、党富山市議団や多くの市民のたたかいの成果として、富山市の子どもの医療費の無償化や、複数議員が、政務活動費の不正受給や統一協会からの選挙支援を受けていることを暴き、議会の不正を正してきたことなどを紹介。「富山市で上下水道料金の負担増が検討されている。物価高騰で暮らしが苦しい時に値上げは言語道断だ」と指摘し、「富山市で3議席を実現し、必ずストップさせようではありませんか」と訴えました。

山添氏は、「国会で他党は軍事費増大を批判しない」と指摘。「『専守防衛』も逸脱し、他国を攻撃するような武器を開発したら、相手も同じことを考えるようになる。どうすれば戦争の兆候を絶つような対話の枠組みを作るかに知恵を出すべきだ」と強調し、市議選勝利の勢いで、参院選の比例5議席確保しようと訴えました。坂本ひろし参院選富山選挙区候補も決意表明しました。 参加した20代の女性は、「もともと山添さんのファンだった。特に軍拡の話は説得力があり、聞いてよかった」と話し、入党を決意しました。
